| 2級実施概要■金融窓口サービス技能検定2級について
 
学科試験と実技試験で行われ、それぞれ合否判定を行います。学科試験と実技試験は同じ日に受検することができます。学科試験、実技試験ともに選択科目方式になっており、受検申請の際に試験科目(テラー業務あるいは金融商品コンサルティング業務)を選択します。学科試験は、テラー業務と金融商品コンサルティング業務に共通する問題が出題される「共通編」と、それぞれの選択科目に特化した問題が出題される「選択科目編」から構成されています。学科試験あるいは実技試験のいずれか一方の合格者には、一部合格証書が発行され、学科試験と実技試験の両方に合格すると、合格証書が発行されます。ただし、テラー業務の学科試験の一部合格と金融商品コンサルティング業務の実技試験の一部合格の組み合わせでは、合格証書は発行されません(同様に、テラー業務の実技試験の一部合格と金融商品コンサルティング業務の学科試験の一部合格の組み合わせでは、合格証書は発行されません)。一部合格者には試験免除制度があり、学科試験(あるいは実技試験)の合格者は、学科試験(あるいは実技試験)が免除されます(ただし、合格した学科試験(あるいは実技試験)の試験日の翌々年度末までに行われるものに限る)。 |テラー業務|金融商品コンサルティング業務| 学科試験(テラー業務)テラー業務と金融商品コンサルティング業務に共通する問題が出題される「共通編」と、テラー業務に特化した問題が出題される「テラー業務編」から構成されています。なお、テラー業務の学科試験の問題数は、これまでは60問でしたが、金融商品コンサルティング業務の新設に伴い、問題数は50問となります(ただし、試験時間および試験の水準は変更ありません)。
 
| 出題形式 | マークシート方式による筆記試験 (共通編・・・○×式10問、三答択一式10問、選択科目編・・・三答択一式15問、語群選択式(四肢)15問、計50問) |  
| 持込み品 | 筆記用具(HB以上の濃い鉛筆、消しゴム)、計算器具(下記の各条件に該当するものに限る)の持込み可 
| 1. | 電源内蔵のもの |  
| 2. | 演算機能のみを有するもの |  
|  | 
| ・ | √、%、消費税に係る税込・税抜、売上に係る原価(MD)・売上・売価(MU)・利益率、日数・時間計算、マルチ換算についてのキー、定数計算機能、メモリー(M)機能(計算結果を1つだけ記録できるものに限る)、GTキーについては可 |  
| ・ | 関数計算機能〔シグマ、log等〕、ローン計算機能、紙に記録する機能、音〔タッチ音、音階、音声等〕を発する機能、プログラム(計算式)の入力(登録)機能、計算過程をさかのぼって確認できる機能、等を有するものは不可 |  |  
| 3. | 数値を表示する部分がおおむね水平で、文字表示領域が1行であるもの |  
| 4. | 外形寸法がおおむね26cm×18cmの大きさを超えないもの |  |  
| 合格基準 | 100点満点で70点以上 |  
| 試験範囲 | 細目はこちらへ ※細目(PDFファイル)をご覧いただくには、アクロバットリーダが必要です。こちら からダウンロードしてください。 |  
|  | 
| 共通編 |  
| 
1、投資型金融商品を取り巻く環境
 
金融自由化の変遷等各業態の特徴と取扱い商品セーフティネット取引の相手方2、投資型金融商品及び保険商品の仕組みと特徴
 
証券関係商品保険関係商品預金関係商品その他商品金融商品の有するリスクの要因及び金融市場の関係3、販売・勧誘ルールの基本
 |  
| テラー業務編 |  
| 
4、窓口事務
 
テラーの役割と心構え事務取扱い上の注意点諸届・事故届けの取扱い5、預金業務
 
各種預金取扱いの注意点当座勘定取引金利動向と金利計算6、相談業務
 
各種金融商品相続貯蓄と課税制度7、セールス
 
個人の貯蓄動向個人取引の推進年金の知識各種ローンのセールス8、関連業務知識
 
手形・小切手手形交換制度内国為替業務付随業務・関連業務金融政策等安全衛生 |  |   実技試験(テラー業務)
| 出題形式 | 記述式による筆記試験 (事例問題1題。小問は22問程度) |  
| 持込み品 | 筆記用具(HB以上の濃い鉛筆、消しゴム)、計算器具(下記の各条件に該当するものに限る)の持込み可 
| 1. | 電源内蔵のもの |  
| 2. | 演算機能のみを有するもの |  
|  | 
| ・ | √、%、消費税に係る税込・税抜、売上に係る原価(MD)・売上・売価(MU)・利益率、日数・時間計算、マルチ換算についてのキー、定数計算機能、メモリー(M)機能(計算結果を1つだけ記録できるものに限る)、GTキーについては可 |  
| ・ | 関数計算機能〔シグマ、log等〕、ローン計算機能、紙に記録する機能、音〔タッチ音、音階、音声等〕を発する機能、プログラム(計算式)の入力(登録)機能、計算過程をさかのぼって確認できる機能、等を有するものは不可 |  |  
| 3. | 数値を表示する部分がおおむね水平で、文字表示領域が1行であるもの |  
| 4. | 外形寸法がおおむね26cm×18cmの大きさを超えないもの |  |  
| 合格基準 | 100点満点で80点以上 |  
| 試験範囲 | 
| 1.基本的応対 | 顧客の迎入れから送出しに至る過程において、状況に応じて顧客を満足させる応対ができること |  
| 2.事務手続・実務知識 | 窓口における通常の事務手続・実務知識を正しく理解しており、実際に処理できること |  
| 3.商品知識 | 商品等の正確な内容について、わかりやすく簡潔に顧客に説明できること |  
| 4.情報収集・活用能力 | 会話や通帳等の資料からセールスに必要な当該顧客の情報を収集し、その情報をセールスに活用できること |  
| 5.セールス姿勢・展開力 | 顧客の来店目的・ニーズに合ったセールス・提案ができること |  |  学科試験(金融商品コンサルティング業務)テラー業務と金融商品コンサルティング業務に共通する問題が出題される「共通編」と、金融商品コンサルティング業務に特化した問題が出題される「金融商品コンサルティング業務編」から構成されています。 
| 出題形式 | マークシート方式による筆記試験 (共通編・・・○×式10問、三答択一式10問、選択科目編・・・三答択一式15問、語群選択式(四肢)15問、計50問) |  
| 持込み品 | 筆記用具(HB以上の濃い鉛筆、消しゴム)、計算器具(下記の各条件に該当するものに限る)の持込み可 
 
| 1. | 電源内蔵のもの |  
| 2. | 演算機能のみを有するもの |  
|  | 
| ・ | √、%、消費税に係る税込・税抜、売上に係る原価(MD)・売上・売価(MU)・利益率、日数・時間計算、マルチ換算についてのキー、定数計算機能、メモリー(M)機能(計算結果を1つだけ記録できるものに限る)、GTキーについては可 |  
| ・ | 関数計算機能〔シグマ、log等〕、ローン計算機能、紙に記録する機能、音〔タッチ音、音階、音声等〕を発する機能、プログラム(計算式)の入力(登録)機能、計算過程をさかのぼって確認できる機能、等を有するものは不可 |  |  
| 3. | 数値を表示する部分がおおむね水平で、文字表示領域が1行であるもの |  
| 4. | 外形寸法がおおむね26cm×18cmの大きさを超えないもの |  |  
| 合格基準 | 100点満点で70点以上 |  
| 試験範囲 | 細目はこちらへ ※細目(PDFファイル)をご覧いただくには、アクロバットリーダが必要です。こちら からダウンロードしてください。 |  
|  | 
| 共通編 |  
| 
1、投資型金融商品を取り巻く環境
 
金融自由化の変遷等各業態の特徴と取扱い商品セーフティネット取引の相手方2、投資型金融商品及び保険商品の仕組みと特徴
 
証券関係商品保険関係商品預金関係商品その他商品金融商品の有するリスクの要因及び金融市場の関係3、販売・勧誘ルールの基本
 |  
| 金融商品コンサルティング業務編 |  
| 
4、金融商品コンサルティングの基本と金融市場・リスクの理解
 
金融商品コンサルティングの基本金融商品に係るリスク各種金融指標・相場の見方5、金融商品販売の知識
 
顧客ニーズの把握セールス展開の基本6、金融商品コンサルティング業務に係る各種法規制の概要と業規制
 
金融商品取引法金融商品販売法銀行法保険業法消費者契約法各種法規制との適用関係7、金融商品コンサルティング業務に係る各種規制と顧客保護
 
広告・標識に関する規制説明義務等適合性の原則各種の禁止行為その他の行為規制法令違反による効果等8、クレーム処理
 
クレームの発生要因クレームへの対応クレーム処理制度その他 |  |  実技試験(金融商品コンサルティング業務)
| 出題形式 | 記述式による筆記試験(事例問題4題程度。1題につき、小問は3〜5問) |  
| 持込み品 | 筆記用具(HB以上の濃い鉛筆、消しゴム)、計算器具(下記の各条件に該当するものに限る)の持込み可 
 
| 1. | 電源内蔵のもの |  
| 2. | 演算機能のみを有するもの |  
|  | 
| ・ | √、%、消費税に係る税込・税抜、売上に係る原価(MD)・売上・売価(MU)・利益率、日数・時間計算、マルチ換算についてのキー、定数計算機能、メモリー(M)機能(計算結果を1つだけ記録できるものに限る)、GTキーについては可 |  
| ・ | 関数計算機能〔シグマ、log等〕、ローン計算機能、紙に記録する機能、音〔タッチ音、音階、音声等〕を発する機能、プログラム(計算式)の入力(登録)機能、計算過程をさかのぼって確認できる機能、等を有するものは不可 |  |  
| 3. | 数値を表示する部分がおおむね水平で、文字表示領域が1行であるもの |  
| 4. | 外形寸法がおおむね26cm×18cmの大きさを超えないもの |  |  
| 合格基準 | 100点満点で70点以上 |  
| 試験範囲 | 
| 1.投資型金融商品知識 | 投資信託等、投資型金融商品に係る正確な商品知識に基づき、顧客に対する適切なコンサルティング業務が遂行できること |  
| 2.コンプライアンスに則ったコンサルティング | 顧客の属性、資産背景等を踏まえ、適合性の原則等、コンプライアンスに則った金融商品の提案ができること |  
| 3.説明技能 | 各種法令等が要請する金融商品に係る説明義務を理解し、顧客に対してわかりやすい説明ができること |  
| 4.提案技能 | 顧客のニーズに応じた金融商品を選択し、適切な提案ができること |  
| 5.クレーム対応力 | 金融商品の販売に関し、顧客からのクレームを受けた場合、その原因を把握し適切に対処できること |  |  
 
  試験日程 |