AFPになるには

AFPになるために必要な基礎知識をまとめました。このページをざっと理解すればAFPになるためのステップがわかると思います。

ファイナンシャル・プランニング技能士になるにはAFPになるにはCFPになるには

AFPとは

AFP(アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー=日本FP協会認定普通資格)とは日本FP協会が認定する民間資格。
より幅広い金融知識でお客様のニーズに対応するプロのFPへのスタートラインがAFPです。

 

AFP資格の概要

  • 顧客に対してファイナンシャル・プランニングを行うための基本的なインタビュー技術、提案書の作成技術、プラン実施援助のための諸知識を有している。
  • 顧客に対してファイナンシャル・プランニングを行うための、ライフプラン、金融、証券、保険・・年金、ローン、不動産、税金等の幅広い基礎知識を有していること。
  • 顧客を指導、支援する上で、ファイナンシャル・プランナーとして必要な経済、法律、税務の一般知識を有していること。
  • ファイナンシャル・プランナーとして、顧客の利益を最大限に守る高い職業的倫理観を有していること。

 

AFPの資格認定まで

  1. 日本FP協会が認める研修機関でAFP認定研修を受講し「提案書」という課題に合格し修了する
  2. 2級FP技能検定(AFP資格審査試験)の学科試験・実技試験に合格
  3. 日本FP協会に資格認定会員として入会
  4. 入会しAFP資格認定後、ライセンスの維持・更新のために継続教育(2年間で15単位)が必要

 

 

AFP認定研修とは

日本FP協会の認定教育機関が開催。研修受講者は必要な課目・単位の講習を受けます。
研修は68単位以上履修し提案書を提出し一定水準以上の得点を得て修了です。

■課目と単位   必修課目:8課目(68単位以上)
  1. FP基礎
  2. 金融資産運用設計
  3. 不動産運用設計
  4. ライフプランニング・リタイアメントプランニング
  5. リスクと保険
  6. タックスプランニング
  7. 相続・事業承継設計
  8. 提案書の作成
認定教育機関は全国に多く設置されていますが、通信教育や通学などスクールによってさまざまなタイプがありますので自分にあったスクールを選ぶと良いでしょう。
 →認定教育機関一覧

■期間と費用 通学の場合、スクールにより異なりますが、期間は4ヵ月程度 回数は30回前後、金額は15万円前後が標準的なところです。

 

 

2級FP技能検定とは

年間3回実施される2級FP技能検定(AFP資格審査試験)の学科試験・実技試験を受検します。
学科・実技 両方を合格する必要があります。
通常、試験日の午前中に学科試験、午後に実技試験が行なわれます。どちらか一方しか合格をしなくても、次回、不合格だった試験を受検し合格すればOKです。

・出題 学科試験60問、実技試験40問
・問題形式     学科試験 四答択一式(マークシート形式)  
実技試験 マークシート形式
・試験時間 学科試験120分、実技試験90分
・受験費用 学科試験 \4,200- 実技試験 \4,500-

詳しい受検日程等は「FP技能士 2級試験情報」にまとめてありますのでそちらをごらんください。

 

日本FP協会に資格認定会員として入会

2級FP技能検定(AFP資格審査試験)の学科と実技に合格し所定の期間内に日本FP協会に登録することで「AFP資格」が授与されます。
また、資格認定会員の会費は入会金10,000円、年会費12,000円となっています。
AFP資格の認定にあたっては、個人情報(生年月日・自宅住所・勤務先・保有資格など)を日本FP協会に登録し、 あわせて住民票など自己を証明する書類を提出することが義務付けられています。
これで晴れてAFP資格者になれます!

 

 

ライセンスの維持・更新のための継続教育とは

ファイナンシャル・プランナーは、お客様のライフプランにもとづき、トータルな資産設計のプランニング・提案を行なうことが基本です。
そのため常に最新の経済・金融事情はもちろん、不動産や税制などの知識をブラッシュアップしてゆく必要があります。
そのためAFP資格、CFP資格どちらにも2年毎の更新制度が導入されています。2年間にAFP認定者は15単位の継続教育を受講することが義務付けられています。

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